北海道は蘭越町、山の中の農園の様子をお伝えします。 ほっとする、北の風の音、聞こえますか??
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入院
人生初入院してきました。

頭を打ったのでなんとなく体調が悪かったら病院にいったのですが、
車に乗ったとたん、体調が悪化・・・・

頭痛、吐き気がすんごくて、手足がしびれて、気が遠くなってきて、
病院に着いたときはもう動けなくなっていて。


いろいろ検査して、一泊して帰ってきました。


やっぱりおうちはいいなぁ。

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バタンでクラリ
昨日、ずっこけました。

今日、ぶったおれました。


昨日の朝、ちょっと急いでいたので、小鹿のようにトラクターの横を駆け抜けようとしたわたし。

が、トラクターから、金属の棒、ポッキーの倍くらいの太さのものが40センチほど、突き出ていたんですね。高さ30センチほどの位置でしょうか。
軽快に上がったわたしの足は、そこにガツンと引っかかりまして、そのままバタンです。わたし、飛んじゃいました。
ぶつかったのは足の甲の部分で、長靴と分厚い靴下越しなのに血が出るし、ぷっくーと腫れて痛かったです。


そして、今日、朝、ヤギのベニちゃんの乳搾りをしてたんです。
今日に限ってベニは嫌がって、追いかけまわしました。
急に雨が降り出して、ベニ小屋の屋根に雨が打ちつける音が響き始めました。トタンの屋根だから、ひびくんですよね。
バチバチバチバチと音が踊ります。

嫌がって追い掛け回したらよけいに、嫌がり始めたから、
しょうがない歌でも歌って落ち着くのを待とうかな、とおもったんです。それで立ち上がりました。

そしたら、クラリ。
クラリときました。でもいつものことです。
血の気が多そうに見られますが、立ちくらみがひどいんです。
でも、なんか、好きなんですよね。
この、くらくら感。いつも、ああ?キタ?とか思って、身をゆだねるとすぐに終わるんです。が、今日はちがいました。

気付いたら、ストーブやら、カゴやらの中に倒れていました。
ずっといろいろな音の中に混じって、アンパンマンのマーチが流れていて、それをかきわけるようにして進んだら、倒れていたというかんじです。
ベニは柵の中にいるので、わたしもそこにいたはずなのに、
目が覚めたら柵の外側、一メートル以上ある柵を越えて下に落ちていました。頭がガンガンしました。頭しか痛くなかったから頭から落ちたみたいです。
立ち上がったら、ベニが不安そうな顔でこちらを見ていました。
手に持っていたベニの乳をかぶってしまったようで、
お乳の匂いがぷんぷんしました。

怖くて、そのまま家に帰りました。
雨の中、すごすごと。

家に帰って、そのことをひろこさんとお父さんに話すとすごく心配してくれました。
ああ、心配してくれる人がいるっていいですね。

今日の、結論はそれです。だれかがそばにいて、自分のことを考えてくれるって幸せだなぁ。


     アグ・デ・パンケ農園ホームページに
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今日も蛇。そしてお金。
雨、くもり、雨、くもり、くもり、くもり。

そんな天気が続いています。
昼間でも、10度なんて日まで。すんごく寒いです。
もうすぐ、7月ですよ。この時期にセーターが手放せないのが驚きです。


今日も、雨ときどきくもり。
朝食前のアスパラ収穫の時には細かい、霧みたいな雨が降っていました。
「キャッ」と声が聞こえたから、ひろこさんのところにかけていったら、蛇。ほそっこい、灰色の蛇が、固められたみたいに、じっとしていました。メデゥーサは人を固めるけど、うちのアスパラ畑のちっこい蛇は、固められてて、かわいかったです。


そのことをお父さんにいうと、
「おーおーーおーーーおーーーー」と、奇声を出しました。
どうやら、喜びの表現だったようです。
なんでも、蛇はネズミを食べる。
ネズミには、うちも今年は、せっかく植え付けした種や、分別してしまっておいた豆を食べられたりと散々被害にあいました。
その困りもののネズミを食べてくれるから、大歓迎の存在のようです。

ほら、蛇がでるとお金が入ってくる、みたいなこと、言われてるじゃないですか。
お米や豆なんかを食べてしまうネズミを食べてくれるから、みたいですね。単なる、イメージだとか、神話の世界の言説だと思っていたら、ちゃんと真実らしきものが混ざっていてびっくりしました。


おいおい、蛇さん。ちゃんとネズミ食べて、我が家にお金をがっぽがっぽさせておくれよ、と家族で祈った朝でした。
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ひさびさです。そしてへび。
最近、日記をさぼってしまいました。

北海道に来て、もう2ヶ月と少し。
ちょ?っとだけ、悩んでいたのかもしれないです。

新しいことを始めたら、少し慣れたころに、
心が沈んだり、立ち止まりたくなるというのは定番中の定番。
わたしも、ためしに踏襲してやりました。

それに加えて、「ほんとうに伝えたくてたまらない」
という心がどっか??んと伝わってくるような文章に立て続けに出会ってしまったということがあります。
文章を書くことを目標にしたのではなく、
熱い思いをどうしょうもできなくて、言葉にしてしまった、
というような文章は、やっぱり素敵だなぁと思っていたら、
わたしに、そんな熱い思いはあるのか?なんて、思ってしまったり。
わたしにはそんな文章、かけないなぁと思ったり。

まぁ、熱い思いなんて、あるかわからないけども、
ただ、書くこと、そしてこの文章を誰かが読んでくれることで、
誰かとつながっていけたらなぁ、と思って今書いています。

前の日記で取り上げた、星野道夫さんの本の中でこんな一説があります。

満天の星空の下に星野さんと、その友達がいます。
そこで、
「もしも、この美しさを誰かに伝えようと思ったら、君はどうする?」
というようなことを友達が言うんです。
星野さんは
「絵を描くか、文章を書くかなぁ。それでも伝えられないかもしれないな」と(いうようなことを)返します。

友達の答えはなんだと思いますか?
「この美しさをね、誰かにつたえるには、絵も文章も必要ない。ただ、君が変ればいいんだ」

そういうんです。(というようなかんじ・・・)


ここにいて、出会う、毎日移り変わる世界は、
ほんとにめちゃくちゃ美しくて、ああ、こんなものがこの世にあったんだって、心から思うんです。
いつも、これを誰かに伝えたいなと思うから、うじうじせずに、日記を書こう、とおもいました。

という、決意表明でした。

あ、昨日、蛇がでました。
記念写真。ぱちり。

蛇のうごきは、とても不思議。
力強いくせに、するするとなめらかで、なんで手も足もないのに、あんなに早く動けるんですかね?かっちょよかったです。

へびさん

へびさん2

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クマとクジラと都会
くも

毎日、毎日、ヤギの話ばかりで、ほかに話すことないのか、と言われそうですが、いつの間にか、ベニはわたしの心の支えになっているようです。今日もまた、ベニのこと、わたしにとってのベニについて書いてしまいます。


星野道夫さんって、知ってますか?

アラスカに住み、たくさんの写真を撮り文章を書いた人です。

この人が書いた「旅をする本」というとても素敵な本があります。
そこに、こんなことが書かれてるんですね。

自分が学校にいっている、この瞬間に、北海道の大地でヒグマが力強く生きている、この事実にあるときから惹きつけられるようになった。

また、アラスカでクジラを見るという経験をした星野さんの友人は、
東京でせわしなく働く瞬間に、はるかかなたの海で、あのクジラが生きている、その事実が、なぜか自分を勇気づけるようになった。


彼らにとっての、ヒグマだとかクジラは、命の輝き、自然の力強さの象徴なんだと思います。

複雑な社会の中で生きていると、自分自身の存在についてぼんやりした不安を感じることって結構だれでもありますよね。芥川でなくても。

そんなときに、ヒグマを、クジラを思う。

その気持ち、なんとなくわかりませんか?

自分が今触れている世界の外にも、ちゃんと世界はあるという事実。
そして、そこにある力強い命。
その命は確かに遠い場所に存在しているけど、でも、その命に通じるものが自分の中にもちゃんと存在している。
遠い世界の自由で力強い存在と、自分がなんとなく共振する感覚。


わたしにとって、ベニちゃんは、そのヒグマだとかクジラです。
ベニはすぐ近くにいるし、ちいさいです。
顔も結構まぬけだし、ドジです。
でも、多分出産を見て、そして、出産後毎日朝と夕方乳を搾るようになって、彼女の「ちゃんと動物」な部分にわたしは惹きつけられるようになってしまいました。

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ヤギの性欲 人間の性欲
妊娠中、ともに過ごした二人

「男が欲しいのよ」なんて言葉、こんな山奥で聞くとは思っていませんでしたが、意外なことに3日前の朝、聞きました。

ヤギのベニちゃんの調子が変だったのです。
本当に、尋常じゃないくらいに、ずっと鳴き叫んでいて。人の顔見てはめぇ??、足音聞いてはめぇ????。近づいていけばめぇぇぇぇl?????????。離れればもっともっと、めぇぇぇぇぇぇぇぇぇ?????????。「め」に濁音をつけたかったのですが、つけ方がわかりませんでした。でも、つけれるものなら全てつけたいくらいに、喉が引き裂かれんばかりに鳴いていました。

なにがして欲しいのかさっぱりわからなくて、困り果てて今朝、近所の獣医さん(女性)に電話したんです。

そうしたら一言。「男が欲しいのよ」。

赤ちゃんがおっぱいを飲んでいないので、なにかのバランスが崩れて、おかしなときに発情期がきてしまったようなのです。毎日、乳しぼりをしているとはいえ、やはり、人間の手が握るのと、ヤギの赤ちゃんが吸うのでは、まったく違うようです。

この鳴き声は発情の鳴き声なのか。そう思ってベニの鳴き声を聞くと、その必死さがなんだかおかしく感じられたりもしたんですが・・・。

今日、オスヤギのしゅうくんの近くをベニが通りかかる機会がありました。
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春の紅葉
雨上がりの朝日



春が訪れたはずなのに、まるで、二歩飛び越して、秋がきてしまったかのような数日間があります。

それは、雪が溶けた直後で、春の遅かった今年でいうと、5月のはじめごろでしょうか。畑から見える山々も、車の窓から見る木々も、緑の部分と茶色の部分が混ざり合い、まさに紅葉の始まりのような顔をしているのです。春といえば、新緑の若々しい緑色に染まるものだと思っていたわたしはびっくりしました。父にそのことをいうと、「木の芽って茶色い皮に包まれてないかい?」といわれたのです。

そういえば。小さいころ見た、木の芽を思い出すと、茶色いガクのようなもので包まれていたような気がします。きっと全部の木がそういうわけではないのでしょうが、一部の木は芽が開くまでの間、茶色いガクの色で遠くから見ると茶色く染まっているように見えるのです。このたった数日間の紅葉は、なかなか素敵です。
冷たく、ピシリと固まったような緊張感のある冬が、雪解けの水によって流され、代わりに命の季節が訪れます。雪国の春は、神戸や横浜にはない、強烈な喜びがあります。だって、生活が変るのです。寒いか、暑いか、薄着するか厚着するかの違いだけでなく、3メートルとか4メートル積もった雪がなくなり、大地を踏み、作物を育てることができるのです。鳥が鳴き始め、蛇が顔をだします。いろいろな音が聞こえるようになります。花が咲き、草が生え、木々が枝を伸ばします。

その命の季節に、一瞬だけ見える、紅葉。冬への準備ではなく、夏への準備の紅葉です。その景色、なんだかすごく、贅沢なかんじがしませんか?
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キツネとニワトリと不一致
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今日も、薄暗い一日でした。朝から、雨なのか霧なのか、わからないような天気が続きましたが、3時ごろは、はっきりした霧に一面が包まれました。濃いミルク色に一面が覆われました。家の窓から薄っすらと見える木々は、はっきりと見えるいつもより、ゾクゾクする雰囲気を持っていました。そこから、深い森が始まりそうなかんじがする、とでもいえるでしょうか。これぞチラリズムの魅力というやつなのでしょう。


その木々の間から顔を出すキツネを想像してみてください。黒い瞳、ふさふさの尾っぽ、ぴんと伸びたヒゲ。かわいいですね。確かにかわいいです、キツネは。

はじめて北海道にきたのは、わたしが高校2年生のときでした。お父さんが研修していた農園で、バーベキューをしました。肉の味も人の顔も覚えていないのですが、煙のむこうからひょっこりと歩き出てきたキツネを見たことははっきりと覚えています。そのとき見たキツネの姿は、その北海道旅行一番の思い出になりました。

はじめて買ってもらった絵葉書は、森のなかにたたずむキタキツネの写真がプリントされたものでした。小学校低学年のとき、近所にあった大学の学際のバザーで見つけねだって買ってもらったものでした。

そんなこんなで、キツネがかわいいのは確かに認めるのですが、今日、ニワトリが一羽、キツネに食い殺されたようです。血が飛び散っていました。15羽もいるし、それぞれの見分けもつかないし、冷蔵庫には常にスーパー産の元ニワトリが待機しているので、そこまでの悲しみも憤慨もないのですが、農家のかたがたにとって、キツネはただかわいらしいだけの存在ではないということを、身をもって経験させられました。






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